残業の正体は「仕事量」ではない。“自分が使える時間”を知れば、毎日は変わる

残業の正体は、仕事量ではなく「自分が使える時間」の勘違いです

「時間はないのに、やるべきことが大量にある」
この状態が続くと、気合や根性で乗り切ろうとしてしまいがちです。

しかし、結論から言うと——
残業の正体は、仕事量そのものではありません。
多くの場合は、“自分が実際に使える時間”を勘違いしたまま、仕事を積み上げていることが原因です。

会議、打合せ、商談、移動時間。
これらの「動かせない時間」を除くと、自分の仕事が出来る、自由に使える時間は思っているより少ない。
それなのに、頭の中では「1日は8時間、仕事が出来るはず」と見積もってしまう。
このギャップが、残業を生みます。


「時間ができたらやる」は、永遠に来ません

重要な仕事ほど、後回しになります。
なぜなら重要な仕事は、たいてい「考える」「作る」「整理する」など、目に見えにくいからです。

その結果、こうなります。

  • 重要な仕事:時間ができたらやる(=やらない)
  • 目の前の仕事:今すぐやる(=増殖する)

これをひっくり返す方法はシンプルです。
重要な仕事を「時間ができたら」ではなく、「予定として確保して守る」こと。


まずは「週間」で確保、その次に「15分」で見える化する

タイムマネジメントは、気合ではなく“仕組み”です。
おすすめは次の2段階です。

ステップ1:週間スケジュールで「確保すべき時間」を決める

まず、1週間の中で何曜日にするか、「本来取り組むべき仕事(付加価値の高い業務)」の枠を先に確保します。
ここを押さえておかないと、どんなテクニックも機能しません。

ステップ2:15分単位で「現状」を見える化する

次に、1日の行動を15分単位で予定&記録します。
15分単位にする理由は、スキマ時間まで含めて現実が見えるからです。

すると、次のことがハッキリします。

  • 予定通り進んだか
  • どこで割り込みが発生したか
  • “削減しにくい必要業務”と“削減したい低付加価値業務”の割合はどうか
  • 自分の見積り精度はどれくらいか

TO-DOリストでは見えない「時間の使われ方」が、数字で見えるようになります。


週1回、15分の「振り返り」で、残業は減らせる

ここが一番大事です。
仕組みは「作って終わり」では定着しません。

週1回、15分でいいので、次の2点だけ確認してください。

  1. 付加価値の高い業務の時間は、予定通り確保できたか?
  2. できなかったなら、原因は「必要業務」か「低付加価値業務」か?(どちらに飲まれたか)

ポイントは、「出来なかった」を責めるのではなく、次週の予定に反映すること。
これがタイムマネジメントの本質です。


15分スケジュールは「面倒」から「ないと不安」へ変わる

最初の数日は、正直ちょっと面倒に感じるかもしれません。
ですが多くの場合、2週間ほどで慣れ、逆に「ないと次の一手が不安」になります。

なぜなら、15分スケジュールは単なる予定表ではなく、
あなたの行動を自動化して、迷いとムダを減らす“運用ツール”になるからです。


まとめ:重要な仕事は「時間ができたら」ではなく「予定として守る」

本来取り組むべき仕事に時間を取れないのは、意志の弱さではありません。
仕組みがないと、必要業務と低付加価値業務は必ず増えるからです。

だからこそ、

  • 週間で「確保すべき時間」を先に押さえる
  • 15分で「現状」を見える化して、修正ポイントを特定する
  • 週1回15分で、次週に反映する

この流れで、時間は現実的に取り戻せます。

【用語説明】
※「15分スケジュール」:1日の業務を15分単位でスケジューリング、記録する業務改善ツール
※「週間スケジュール」:1週間の業務予定を案件別に月〜金曜日で明記した週間版TODOリスト

株式会社営業改善
代表取締役
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